キャベツ

8月〜10月に収穫されるキャベツは、加熱調理をして甘みが増す「寒玉」を有機栽培で生産しています。葉が柔らかく甘い芽室産のキャベツは生食して良し、炒め物にして良しの優等生です。

キャベツの栽培方法

種まき

園芸栽培用大型ビニールハウスで苗を作ります。専用の機械で1枚200穴のトレーに種を蒔きます。それを10a当たり約30枚用意します。

育苗

最低最高室温を管理し、適度な湿度を保つため冠水をします。定植10日前程から液肥にて苗の健康状態をコントロールして、移植適期に向け元気な苗になるよう肥培管理します。

移植

イタリア製の移植機を用いて4条植えで作業します。スタッフが4人乗り、苗を一つ一つ確認しながら素早く移植機に入れていきます。1度に100aを植え付けます。元気のない株や欠株を捕植し有効株数の向上を目指します。その後、二度分肥し除草カルチも都度施行します。

収穫

移植から2か月で収穫時期になります。展開していった葉が巻き始め結球期を経て丸々と太り、2~5キロの大きさにまで成長します。トレーラー式収穫期を用いて収穫を行います。横に張り出したコンベアーの前後に包丁を持ったベテランスタッフが手際よくキャベツを切り、取り上げていきます。トレーラーの上のスタッフが上がってきたキャベツを専用のコンテナに詰めていきます。1日に30トン弊社から出荷されていきます。

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