牛蒡栽培の流れ…

農場で栽培している牛芳の品種は色白で肉厚の香り高い柳川理想(ヤナガワリソウ)。 こだわりの生育方法をご紹介いたします。

90cmも掘る!

種まきの様子です。ごぼうは直根が太る作物ですので、トレンチャー(掘削機械)をかけながら種まき(シーダテープ)をします。深さは約110cm程で掘り進み、掘削.播種.鎮圧を全て同時進行で行うことができます。事前に土壌改良剤は全層し肥料はさく条にまいておきます。

10日程経つと芽が

播種から10日程経つと芽が出てきます。覆土の目安は約2cmです。ごぼうはキク科ですのでキク科に有効な除草剤を発芽前に使用します。通常の発芽率は98%ですが、ここでの発芽率の低下は収量に大きく影響します

除草剤は一切使用しません

葉は見る見る大きく成長します。この頃は除草が主体の作業になります。この間除草剤は一切使用しません。除草には人の手で行うホー鎌除草、抜き草、そしてトラクターで行うカルチ除草があります。雑草は次々に芽を出して来ますので、その都度定期的に除草を行います。

葉も1m以上!

草丈は120~130cmまで伸びます。新葉が次々と出てきますが、古い葉が枯れ始めたら収穫のサインです。弊社では、首出しクリーナーを使って茎葉を処理します。ごぼうハーベスターで掘り上げ、荒選別をしながら収穫します。太いものは直径5cmを超え、長さは120cmを超えます。収量は10a当たり3tを目指します。

私たちの「ごぼう」が香ばしい「ごぼう茶」になりました

乾燥させたごぼうは食物繊維やポリフェノールが豊富。皮の部分に含まれる「サポニン」には殺菌作用があり腸管内の脂肪を分解し排泄を促し、ダイエット効果もある。ごぼうの香りが優しくリピーターも多い商品です。